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2023.02 終盤。

最近は車の情報もニュースもYouTubeで自然に耳に入ってくる。

大昔に比べたら本当に便利な時代になったとしみじみ。

そんな中で自分はセンスが良いと疑わない年寄りが

最近の車のデザインはダサい、私の美しいと思う車のデザインは

1950年代から60年代の頃のデザインが優雅で素敵だと言ってた。

ピンクとブルーのシャツ・・・。誰だこいつはとながら仕事の手が止まった。

自分が一番「面白い」と感じた車の時代は1980年代から90年代。

それ以上古い車は骨董品で街乗りも気遣うと当時から思っていたから

全く共感出来なかった。

そもそも自身の生まれ育った時代の影響だけの話なんじゃないの。

50年代なんて日本中を走ってる車は「工業製品」。しかも今の水準からしたら

壊れる、以外何物でもない。

当時のスカイラインだったりクラウンなんて外国車の模倣だ。

パクリと馬鹿にされていた時代だ。

現代の車のデザインは新しい時代の狭間の印象を感じるけれど

でも模倣な印象は、、多少はあるけれど手探り感はきちんと方向性を

押さえながら向かってる気がする。

確かに今の最新のデザインはこの歳だから、という理由が一番で

共感はしずらい。

二十代の頃に見た「おーっかっけーっ」はない。

そういうもんなのだ。

年寄りが理解出来ない、共感出来ないものを簡単にそれは劣化していると

決め付けるのは間違いだと思う。

MINIの最新デザインは正直「うわー・・・なんじゃこりゃ」だったけれど

このデザインは良いと思えた時代があった。

それだけで幸せだ。

ちゃんと自身と時代が間違いなく自分の感性とリンクしたと

思えたから。

それは価格も併せて。

安過ぎて、はほぼないと思うけど高過ぎては今まではぎり無かったから。

三十代の頃に建築家がデザインしましたなガレージにちょっと古いバンパー

のない当時の流行りのアルファロメオなんかとホンダのエスロクなんかが

納まってる写真にその頃は「そうそう、こんな感じ♪」と胸躍ったもんだけど

今はちょっとわざとらしく(あざとく)感じて何も響かなくなった。

それもそんなもんなのだ。

自分で設計事務所をひたすら止まったら死ぬとマグロの回遊のように

仕事だけやってきた奴がボンネットを開けてオイルを見るなんて姿に

憧れるだけ憧れて日々生きてるだけで精一杯なら無理もない。

生まれた年代で憧れた車のデザインは大きく影響を受ける。

ただそれだけの話だ。

ジジイの狭い価値観だけで世の中語られてたまるか。



思う今日も一日寒かった。


現場は内心遅延していることに苛々しっ放しだけれど

そんな姿は微塵も見せずにスマートを気取る。

明日で2月もおしまい。

今年も一年早そうだ。

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